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よく聞かれるカヌーとカヤックの違いですが、パドル(櫂)で水を漕いで前進する小舟の総称がカヌーですので、カヤックもカヌーの一種です。カヌーとカヤックを区別する際は、片側にブレード(水かき)があるパドル(櫂)を使用する小舟がカヌー。ブレード(水かき)が両側にあるパドル(櫂)を使用する小舟がカヤックです。カヤックの方が初心者の方でもコントロールがし易く、背もたれがあるので座り心地が快適なため、西表島ではカヤックが主流です。西表クエストのツアーで使用する小舟はカヤックですが、カヌーと呼んでおります。

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人の力でゆっくり動くため、カヌーに免許は必要ありません。シンプルで直感的な動作で動くため、誰でも自由に乗りこなすことができます。自由自在に漕げるようになってからが、カヌーの楽しさの真骨頂です。

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カヌーツアーの舞台はマングローブ林です。マングローブとは熱帯から亜熱帯にかけての、川の水と海の水が混ざり合う汽水域に適応している樹木の総称です。水が豊富な西表島には、大小合わせて40本以上もの川があり、大見謝川以外の全ての本流には海の水が混ざり合っております。汽水域が豊富で亜熱帯に位置する西表島は、日本で一番マングローブの数と種類が豊富な島です。そんなマングローブに最も簡単にアクセスできる乗り物がカヌーです。満潮時の水に浸かったマングローブ林の中に入ることができるのは、カヌーならではの魅力です。

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満潮時のマングローブ林は幻想的な景色をしておりますが、干潮時は景色が一変します。満潮時は地中に潜っていた生き物が、地上に一斉に姿を現します。カヌーなら、マングローブに生息する珍しい生き物に、簡単に出会うことができます。

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カヌーの天敵は風と波です。防風林となるマングローブは、川の流れが穏やかな河口に群生しております。マングローブ林は風と波と流れが穏やかな、カヌーに打って付けの空間になっております。

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西表クエストのガイドはカヌーツアーを催行するために、カヌーの上での救助に必要な特別な訓練を受けており、沖縄県カヤック・カヌー協会と西表島カヌー組合に所属しております。安心して西表クエストに身を委ねて下さい。